韓国ってどんな国? 〜何かと日本と揉めている、だけども大事なご近所さん!韓国の特徴をわかりやすく解説!〜
日本の隣の国といえば、韓国!
韓国は、第二次世界大戦中に日本が占領してたこともあり、竹島問題や慰安婦問題などで、何かと日本と韓国は仲が悪いです。
でも、日本の文化でも韓国・北朝鮮などの朝鮮半島からの影響を受けたものが多くあり、元をたどれば、それらは中国から伝わってきたもの、という共通点もあります!
なので「日本」と「韓国」は、同じ「中国」というお父さん的な存在を持つ兄弟、とでも言えるのではないでしょうか。
ということで、そのあたりを踏まえながら、韓国の特徴をさらっとみていきましょう!
それでは早速、レッツビギン!
目次
韓国ってどんな国?
韓国の基本情報
韓国は、ユーラシア大陸の端、朝鮮半島の南に位置する国です。
古代より栄えてきた中国と陸続きになっているので、仏教を始めとする多くの文化は中国から伝わってきてました。
それがさらに日本に伝わる際の中継地点としても、昔からその役割を担ってきました。
人口
人口は約5107万人で、世界で25番目に多い国です!
日本は1.27億なので、大体日本の半分よりちょっと少ない感じですね!
面積
面積は約9.8万㎢で、世界で109番目に大きい国です。
日本は約約37.8万㎢なので、大体日本の1/4くらいですね!
日本の1/4の土地に、日本の半分よりちょい少なめの5000万人が住んでるって、結構大変そうですね!
なので、首都のソウル市は、東京以上のスーパー過密地域としても有名です。
GDP
GDPは約1.4兆ドル(1ドル105円で、約150兆円)なので、世界で11番目に経済規模が大きい国、と言えます!
日本のGDPは約4.73兆ドル(約500兆円)なので、大体日本の30%くらいですね!
韓国の歴史
韓国は、歴史を見てみても他国に吸収合併されることはほとんどなく、近所の中国やモンゴル、日本などと上手い具合に関係を築き上げてきた国、といえるのではないでしょうか!
古代(〜800年頃)
朝鮮半島は、紀元前よりいくつかの勢力に分かれており、その中でも最も有名なのが「新羅」「百済」「高句麗」の3国が争っていた時期ですね!
「三国時代」(三国志じゃない)なんて言ったりします!
この3国の争いは4世紀〜7世紀頃まで約300年間続けられましたが、唐(中国)と手を組んだ新羅が百済と高句麗を滅ぼし、中国から南下してきた渤海とともに、朝鮮半島を牛耳っちゃいます。
新羅やら百済やら高句麗なんて、なんか懐かしくないですか?
青春時代が恋しくなってきちゃいます!
中世から近代(800〜1900年頃)
中世に入ると、高麗(918〜1392)や李氏朝鮮(1392〜1897)による統一国家の元、独立を維持してきました!
ただ、独立を維持する、とは言っても、このころのモンゴル(元)や中国(厳密には満州系の後金・清)は、スーパーな勢力を持っており、とても韓国が敵う相手ではありませんでした。
なので高麗は元に、李氏朝鮮は後金に「お前らの言うこと聞くから、吸収合併だけは止めてーな!」というスタンスを取ったところ、無事大国に吸収されることなく、独立は免れました。
一言でいうと「世渡り上手な国」と言えますね!韓国!
世界大戦期(1900〜1950年頃)
そんな世渡り上手な韓国ですが、1900年代に入るとどうしようもない事態が起きちゃいます。
当時アジアで絶大な勢力を持っていたのは、中国・ロシアという大国に対し、なんやかんやで勝利を収めてきた、ノリに乗っていた日本です。
そんな日本に運悪く目をつけられた韓国は、泣く泣く日本の占領下に入ることになっちゃいます。それがいわゆる1910年から「韓国併合」ってやつですね!
日本が占領していた時期は、学校では日本語も教えていました。
なので、現在でも韓国の年配の方では、日本語を喋れる方もいらっしゃいます。(そして高確率で日本のことを恨んでいます。)
現代(1950年〜)
そんな日本の占領も、1945年の日本の敗戦とともに終わりを告げたのですが、その後新たな問題が待っていました。
それが、アメリカとソ連の関係です。いわゆる「冷戦」ですね。
第二次世界大戦が終わり、日本が韓国から撤退するやいなや、ソ連軍は朝鮮半島の北半分、アメリカ軍が南半分を占領しちゃいます。
で、これまた困ったことに北の「ロシア社会主義派」と、南の「アメリカ資本主義」で対立しちゃい、それが戦争にまで発展しちゃいました。「朝鮮戦争」です。
その結果、1950年に始まった朝鮮戦争は、1953年にケンカ別れで一旦休止、という形が取られ、現在の「北朝鮮」と「韓国」が別々に建国された、という形ですね!
この朝鮮戦争は1953年に「終わった」ではなく「休止した」だけです。
なので、今現在も国境を分ける「北緯38度線」付近には、両国の兵隊さんが配備されています。
下の写真は、北朝鮮側の国境を警備する人ですね!
韓国の特徴!
では、そんな韓国の特徴をさらっと見ていきましょう!
世界を引っ張るIT大国!
ほんの20年前までは、ITといえばアメリカ、家電といえば日本が世界をリードしていました。
特に、パナソニックが開発したVHSビデオや、ソニーが開発したウォークマン、それにプレイステーションや任天堂のスーファミなんかは、瞬く間に世界に広がりました。
「日本の技術」が間違いなく世界を圧巻していたのです。
しかし、今となっちゃ中国や韓国に押されまくりまクリスティーになっています。
まだ日本国内では、家電量販店のテレビ売り場に行けば東芝のレグザやシャープのアクオスがたくさん売っており、スマホでもAQUOSフォンやARROWSなどの日本メーカーのものを使っている人も多いですが、これは世界で見ると非常にレアケースです。
世界規模で見てみると、テレビのシェア率(2015年)1位はサムスン、2位はLG。
スマホのシェア率(2016年)は1位はサムスンなのです!
また、ここ日本でも今や必要不可欠なライフラインになったLINEも、韓国のNAVERという会社が開発したもの、というのも有名ですね!
そんな韓国に、これから日本企業が勝つ道はあるのでしょうか?
日本人としては、日本企業に頑張ってもらいたいですね!
日本と韓国は、お互い依存しあっています。
「日本と韓国」と聞くと真っ先に「仲が悪い」というイメージを抱く人も多いと思います。
確かに、領土問題や慰安婦などの歴史問題のニュースを、あれだけメディアが扱っているとそう思うのは当然なことです。
でも、実際問題、日本と韓国って、お互いになくてはならない存在なのです。
例えば貿易。韓国の貿易での最大の輸入元は中国ですが、2位は日本です。
また、日本にとっても韓国は、アメリカ・中国に次ぐ3番目に大きな輸出先となっています。
また、観光産業で見てみても、
国別訪日観光客は中国が一位ですが、二位は韓国です。
また日本人が行く海外の国としても、韓国はアメリカ・中国に次ぐナンバー3の国なのです。
このように、日本と韓国は経済の面でも、非常に強い関係があるのです!
ただ仲が悪い訳じゃないんです!
男はムキムキが一番!
日本と韓国は、同じ極東の国として、文化や風習などの共通点が非常に多いです。
ただ、もちろん大きく異なる点があります。
それはきっと「兵役」じゃないでしょうか。
韓国には兵役制度があり、男は30歳になるまでに、どこかのタイミングで2年間、軍隊に入隊しないといけません。
で、それとこれとが関係あるかは知らないですが、韓国人男性、なぜかマッチョが多いのです!
女の子に大人気のアイドルグループだって、みんなムキムキ!
ということで、日本と韓国の大きな違いは、言語と兵役と筋肉ですね!間違いなく!
学歴社会万歳!大企業が偉い!
これは日本でもそうですが、韓国では、
- サムスン
- LG
- キア
- ロッテ
などのいわゆる「財閥系」の大企業がスーパーウルトラなパワーを持っています。
日本でいうとロッテなんて「お菓子メーカー」と「ロッテリア」に過ぎませんが、いやいや本国韓国では、お菓子はもちろん、百貨店・ホテル・薬品・商社・保険・広告・レンタカーなどなど、手広く事業を行う一大グループ企業なのです!
そんな韓国、財閥系と非財閥系の企業間の給与格差が大きいことでも有名です。
なので、多くの人は「いい大学にでて、いい会社に就職する」ことを目指して、子供の頃からめちゃくちゃ勉強します。
これ、日本も似たようなもんなのですが、韓国ってすごいんです。
高校生が、夜22時まで学校に残って勉強する、という風習が一般化されてるのです。
22時ですよ22時。
こんな時間、ブラック企業しか仕事もしてないですよ?
そんな時間まで、高校生が学校で勉強してるんですよ???
えー!やっばー!それってちょっと異常じゃない?
と思いましたが、よくよく考えてみると、ガチな日本の高校生も、それくらいの時間まで塾で勉強してました。
ということで、やっぱ韓国と日本って似たりよったりなんですね!
ということで、今回は韓国の特徴をお送りしました!
何度も言いますが、ここ数年日本と韓国の関係は、悪化する一方です。
国の関係が悪くなれば、国民同士の間にも、ちょっと微妙な空気がながれちゃうんですよね。
その結果、ネットなどでは「ネトウヨ」による「嫌韓」のヘイトスピーチが溢れかえってます。
日本と韓国、お互い心の底から笑いあえる日はくるのでしょうか?
ということで、今回はここまで!
また別記事でお会いしましょう!チャオ!